浜学園はどんな塾?
浜学園は、12年連続で灘中学校(以下:灘中)合格者数のトップを走っている中学受験塾としても有名。
灘中の問題は常に分析していて、最新情報や問題傾向もすぐにテキストに反映するなど、抜群の教務力を持っています。
また、算数・理科のカリキュラムが秀逸なのも大きな特徴です。
もちろん灘中だけでなく、浜学園に通っていれば同レベルの難関校に合格するための力をつけることも充分に可能です。
『男子最難関中コース』
『女子・共学最難関中コース』
『難関中コース』
『エスカレーター中コース』
と、志望校のレベル別対策コースもたくさん。
さらに、その対策コースの中でも、志望校別に細分化された講座が用意されているのもポイントです。
難関校に強いという事実はありますが、トップレベルの中学校以外の対策が手薄だというわけではありません。
中堅レベルの学校の問題も研究している塾なので、中堅校の中学受験に向けた対策もできるでしょう。
ただ、かなり間口が広い塾ではあるものの、下位の学校を目指すには少し厳しい塾だとはいえます。
講師陣のタイプ
浜学園の講師陣は、必ず研修で合格しないと塾の教壇に立てない仕組み。
若手の先生であったとしても、かなりの研修をクリアした後に教壇に立っている人物だということです。
研修では、教科の指導などに関することだけでなく、子どもの気持ちをつかむための話術も磨かれます。
そのため、関西風の「ボケ・ツッコミ」の使い方が非常にうまい先生が多いのも浜学園の特徴です。
先生たちの巧みな話術もあいまって、授業を楽しみながら能力を身に着けることができるので、浜学園に通っている生徒の多くは塾が大好きなようです。
講師陣のパフォーマンスが上手いこともあり、授業の雰囲気も楽しげです。
解き方や説明の仕方が洗練されているため、授業のペースはスピーディに進んでいきます。
楽しさとスピード感がある授業に馴染むことができる生徒であれば、非常に良い塾だと感じるでしょう。
生徒のタイプ
浜学園に通っている子供の家庭は、教育熱心な保護者が多い傾向にあります。
また生徒自身は、真面目で上昇志向の高いタイプが多数を占めています。
家庭内で「勉強を頑張れ!」と言われ続け、子供の方も「自分は頑張らなければいけないんだ!」という強い義務感を持っているタイプの生徒が集まっている塾といえるでしょう。
宿題量は多い?少ない?
宿題量はかなり多いですが、宿題のチェック体制はそれほど厳しくありません。
「チェックが厳しくない」ということを悪い意味で捉える方もいますが、ここではむしろ良い意味だと捉えてください。
塾で出された課題を一から十まできっちりしていかなくても、自分の弱点だけを補強するような勉強方法が取れるのです。
「この問題はやるべき!」
「これをやっている時間的余裕はないな...」
など、自分に必要な問題の取捨選択をしっかり行える生徒・保護者の方であれば、浜学園は使いやすい塾といえます。
かしこい塾の使い方 から転載