1クラスの定員は約15名。
子どもたちは、さまざまな考えやたくさんの伝えたいことを、先生にじっくりと受け止めてもらえる、認めてもらえるという学習環境で過ごすことができます。
『ユーリカ!きっず』の教室では、子どもたちが先生の方へ机といすを向けて座るという、いわゆる講義形式で座るという時間はほとんどありません。4人で机を向かい合わせて座ったり、時には全員で大きな円をつくったり・・・
子どもが、先生や他の子どもたちと触れ合い、のびのびと学ぶための環境をつくります。
『ユーリカ!きっず』のテキストや教具は、すべてオリジナル。
「ふむふむステップ」で使うテキストは、毎回お渡しします。親しみやすいキャラクターといっしょに楽しく学ぶことができます。
毎回使う教具は、すべて子どもたちが手にとって使うことができます。ときには、子ども自身が作ることもあります。
〈予科教室〉では、国語と算数の学習を通して、学びの楽しさと出会い、真っすぐな学習意欲を育てます。○×という結果だけでなく、子ども自身が考え、そのプロセスを仲間と共に見つめることで「考える」の楽しさを味わい、「学びたい!」気持ちが育っていきます。
ふだんの生活の中で感じられる自然や社会のしくみをテーマに、その現象や背景に目を向けて、考えていきます。たとえば「山にある木を切って森林がなくなったらどうなるだろうか」「水道の水は自分の家までどうやって来るのだろう」。自分自身の内側に生まれる、さまざまな「なぜ?」。このさまざまな「なぜ?」がもとになって、「もしかして、……かもしれない」が生まれます。自分自身で考え、自由に表現することを通して、子どもは「未知を楽しめるワタシ」に出会います。
家での学び。授業での自分を思い起こす。授業中に出会った「思考技法」や「素材」、そのときの気持ちやクラスの仲間の反応・・・そのどれもが思い起こしの対象。
子ども達は授業で出会った「思考技法」や「素材」をはっきりと意識する。出会っているのに、気づかなかったものに気づく。出会ったものが、すでに自分の中にあったものと結びつく。それが「学び直す」ということ。
〈栄冠への道〉に取り組むことを通して、子ども達は学び直しの道を歩んでいきます。
子ども達は〈栄冠への道〉を使って、授業のふり返りと学んだ内容の学び直しをします。「基本確認」に取り組むことで、授業での学びをふり返りながら基本的な知識や考え方を確かめる。「問題研究」で問題に取り組むことで、知識を確認したり、思考技法を高めたりする。いつ、どの部分を、どのようにやるかを意識することで、子ども達は自分で学びのサイクルをつくり、まわしていくことを学びます。
授業の時間が終わったら、「思考技法」や「知識」を思い起こします。問題と取り組んでいるとき、テキストやノートを見ているとき、仲間と話をしているとき、歩いているときや電車に乗っているとき。子ども達は、いつでも、どこでも、思い起こしをしています。
授業での学びを“言葉にする”ことは、思い起こしになります。授業という学びの場で感じたことを言葉に出すとき、言葉にしたこと以外にもたくさんのことが頭に浮かんでくる。学びとは直接関係のない話をしながら、授業での学びを思い出すこともあります。
日能研の授業・テキストに「既製」のものはありません。すべてがすべてが自社開発、すべてが「いま、目前にいる子ども達のために」磨き上げられるオリジナル。授業を牽引する講師陣も全員がプロフェッショナル。アルバイトの学生講師はひとりもいません。
日能研の集団対面授業は、子ども達が「自分の学びを自分でつくる場」。けして先生が「業(ルビ:ワザ)を授ける」場ではありません。先生の投げかけやテキストの仕掛けによって、「どんな『思考技法』について学ぶか」を意識し、「素材」を道具として使いながら、自分の中に生まれた「なぜ?」「どういう意味?」について考えます。そして考えたことを先生や仲間に向けて発表したり、仲間の発表も聞いたり。いろいろな「考える」に出会って、刺激し合い、磨き合い、笑い合う「知のシナジー」がダイナミックに働く時間。それは今のオトナの皆さんが知っている「授業というもの」をはるかに超えた「学びの場」です。
子ども達が授業で出会う知識は、学問の体系から言えば「末端」で、大人には「当たり前」かもしれません。でも、初めて出会う子ども達にとってはワクワクドキドキへつながる未知。
どんな知識もかつては誰かの「最先端」でした。誰かの「最先端」が共有され、「先端」として認知された瞬間があったのです。その瞬間を感じられること。その瞬間に敬意と興味を持てること。それが、子ども達にとっての「最先端の学び」につながります。
知識と出会い、「へえ~、そうなんだ!」と感動したり。「見つけた!これって自分しか気づいていないかも」とワクワクしたり。子ども達の中に最先端が生まれ、「もっともっと考えたい!」というエネルギーがわいてくる。そんな知識との新鮮な出会い方が、日能研の授業にはあります。
授業を担当する先生は、教科知識のプロだけにとどまらない「プロフェッショナル」です。個も集団も大切にした場づくりのチカラ。子ども達の「考える」が動き出す投げかけ。子ども同士のイキイキとしたやり取りが生まれるような働きかけ。授業という体験を学びに変えるために、〈ふり返り〉を促す声かけ。
高いスキルと経験を兼ね備えたプロだからこそ、子ども達と最高の授業をつくる仕掛け人になれる。日能研の授業を担当する先生は、子ども達の体験的な学びをつくる人です。
先生や仲間と学ぶ授業で使う〈授業用テキスト〉。自分一人で「学び直し」をする家での学びで使う〈栄冠への道〉。日能研には2つのシーンそれぞれに合ったテキストが用意されています。
〈授業用テキスト〉
『学びのひろば』と『学びのとびら』は、テキスト本文に入る前のインビテーション。教科の枠を超えて「思考技法」を紹介した『学びのひろば』で、今回出会う「思考技法」のイメージを広げ、その回で出会う「思考技法」と「素材」を結びつけた『学びのとびら』を通って、子ども達は学びの世界へ入って行きます。「思考技法」と教科の学習項目。切り離された『学びのひろば』と、結びついた『学びのとびら』。どちらも見ることができるから、子ども達は「『思考技法』と『素材』は切り離したり、結びつけたりすることができるんだ!」を実感できます。
〈栄冠への道〉
授業での自分を思い起こし、授業中に出会った「思考技法」や「素材」、そのときの気持ちやクラスの仲間の反応を思い起こす。出会ったときに気づかなかったものに改めて気づき、出会ったものがすでに自分のの中にあったものだと結びつく。「栄冠への道」はそんな「学び直し」に取り組むときの、大切なパートナーテキストです
家での学び。授業での自分を思い起こす。授業中に出会った「思考技法」や「素材」、そのときの気持ちやクラスの仲間の反応・・・そのどれもが思い起こしの対象。
子ども達は授業で出会った「思考技法」や「素材」をはっきりと意識する。出会っているのに、気づかなかったものに気づく。出会ったものが、すでに自分の中にあったものと結びつく。それが「学び直す」ということ。
〈栄冠への道〉に取り組むことを通して、子ども達は学び直しの道を歩んでいきます。
子ども達は〈栄冠への道〉を使って、授業のふり返りと学んだ内容の学び直しをします。「基本確認」に取り組むことで、授業での学びをふり返りながら基本的な知識や考え方を確かめる。「問題研究」で問題に取り組むことで、知識を確認したり、思考技法を高めたりする。いつ、どの部分を、どのようにやるかを意識することで、子ども達は自分で学びのサイクルをつくり、まわしていくことを学びます。
授業の時間が終わったら、「思考技法」や「知識」を思い起こします。問題と取り組んでいるとき、テキストやノートを見ているとき、仲間と話をしているとき、歩いているときや電車に乗っているとき。子ども達は、いつでも、どこでも、思い起こしをしています。
授業での学びを“言葉にする”ことは、思い起こしになります。授業という学びの場で感じたことを言葉に出すとき、言葉にしたこと以外にもたくさんのことが頭に浮かんでくる。学びとは直接関係のない話をしながら、授業での学びを思い出すこともあります。
あらゆる場面で知識や思考技法を
使いこなせるようになる。
みんなとわかり合えるつながりをつくれる。
自分のネットワークを再構築できる。
学び方を「深める」ステージIV。
ステージIIIまでの学び方を、より深く追求していく。「親しむ」や「広げる」で出会ってきたたくさんの「思考技法」を、組み合わせたり、状況に応じて組み替えたり。立体的に、自由自在に、使いこなすことができるように。より強く。よりしなやかに。私と他者をつなげる「思考技法」からつくられる表現は、お互いの刺激となって磨かれ合っていきます。
「点」と「線」でつくられた「面=ネットワーク」を再構築できる。ある知識と知識のつながり方は、別の場面でも使えることに気づき、実際に使えるようになる。
「思考技法」と「素材」を意図的に切り離すことができると、状況に応じて「思考技法」を使えるようになっていきます。そのとき必要なのは、自分のネットワークを客観的に、俯瞰して見る視点です。俯瞰する視点を持つことで、新しいつながりに気づける。不確かなつながりを確かなものにできる。自分の中に構築した論理を見直し、崩し、再構築できるようになります。
説明的文章の構成や要旨の把握を通じて、「部分と全体のつながりをとらえる」ことを学んだり、文学的文章に含まれる暗示・象徴、表現技法、主題などの把握を通じて、「情報にこめられた意図や、工夫された情報の提示のされ方をとらえる」ことを学んだりします。また、それまでに学んだことをもとに、提示されている「情報の構造をとらえる」ことを学びます。
数量を抽象化、簡略化してとらえやすくするための道具となる「比」がメインのテーマとなります。まず、比そのものの概念を学び、その後、すでに学んだ内容を、比を利用して、プロセスを再構築してとらえ直します。また、状況に合わせて着眼点を変えることをテーマとして、立体図形をとらえていきます。
原因と結果の関係に目を向けて、歴史上のさまざまな変化やできごとをとらえていきます。ステージの後半になると、地理分野と歴史分野で学んだことがらを、多角的な視点でまとめ直し、再構築します。公民分野については、他の分野との関係に目を向けながら、日本の政治のしくみや働きをとらえます。
「情報を読み取り、それを利用する」ことを、電流やてこなどの力のつり合い、水溶液や音、光などの物質の性質、大地の変化や天体の動きを通して学んでいきます。また、さらに、各単元で目を向けた知識の関連づけることを通して、「知識のネットワークを広げる」ことを学びます。
全国2万人以上が受験する模試。精度の高いデータからリアルな合格力を把握できます。大学・中高会場で実施するなど、入試本番の緊張感も体感できます。
本番のリアリティを重視したテスト。出題される可能性があるものすべてが出題範囲です。志望校合格に向けて、まだまだ伸びる「合格力」育成を強力にサポートします。
ステージVの学習内容と連動したテスト。本番で実力を十分に発揮するために、さまざまな出題形式を体験します。
膨大なデータベースから抽出される256通りの出題パターン。志望校のどんな出題パターンにも対応できる、「合格」を確実にするテストです。
ステージIVまでに培った学力に得点力を加え、合格力を鍛える講座。得点力とは「知識・技術・表現を正確に、より豊かにする」「スピードをつける」「自ら判断する」こと。身につけた学力に得点力を加え、より完成へ、合格力へと昇華させていく授業です。
答えや式だけでなく、考えたプロセスを表現することが求められる最近の入試。どんな問題が出題されても対応できる得点力をつける。日能研の「合格テクノロジー」を結集した、このテキストの質と量が、それを可能にします。
社会・理科の知識と技術を確実に定着させるために。自分の知識が活きているか、自分で使いこなせる知識になっているか、までを確認します。
通常の授業とは別枠で日曜日に開講。それぞれの志望校にターゲットを絞って、時間配分や優先順位のつけ方など、具体的なポイントを身につけます。本講座は、外部生の方も受講することが出来ます。
2月1日に入試が実施される難関校に照準を合わせて志望校を研究し、テスト技術を高めていく学校別の講座です。
2015年度の対象校は、開成、麻布、武蔵、駒場東邦、慶應義塾普通部、早稲田、桜蔭、女子学院、雙葉、フェリス女学院、早稲田実業学校です。
2月1日午前に入試が実施される学校の中から、第一志望者の多い上位校に焦点を当てて入試問題を研究する学校別講座です。
2015年度の対象校は以下の通りです。
男子校:海城、攻玉社、サレジオ学院、芝、桐朋、早稲田高等学院
女子校:鴎友学園女子、学習院女子、吉祥女子、頌栄女子学院、洗足学園、横浜共立学園、横浜雙葉、立教女学院
共学校:渋谷教育学園渋谷
志望校レベル別に入試問題を研究する講座です。
100校以上の入試問題を収録する、通称“銀本”。合格力完成日特、上位校日特の中でテキストとして使用します。
入試問題を解くために必要な力を考えた演習をしていきます。自分の強みと弱みは何なのか、さらに、これからどんな意識で学習していけばよいのかが的確にわかる解説授業を行います。
2015年度の対象校は、栄光学園、聖光学院、筑波大学附属駒場、慶應義塾湘南藤沢、渋谷教育学園幕張、豊島岡女子学園です。
テストごとに自分の課題を設定。そのふり返りをしっかりと行い、次につなげ活かすことが大切な時期。自分の学力状況や志望校の入試問題傾向から、今向き合うべき問題はどれかを考え、テスト方略を立てられるようになることを目指します。子ども自身が自分で自分の課題を明確にし、自分でその課題解決のための行動を明確にし、そして実行につなげましょう。
大学・中高会場で実施。入試本番の緊張感もそのままに、受験シミュレーションを体感。
それぞれの志望校合格に向けて、まだまだ伸びる「合格力」育成を強力にサポート。問題は、出題に大きな特徴が見られる難関校に対応した「難関」と、すべての学校にオールマイティに対応した「総合」の2種類から選択。
出題範囲は「いままでに学習したすべて」。本番の入試問題を意識、出題される可能性があるものすべてを出題範囲に。
入試直前、最適の環境で、徹底的に合格力を鍛える講座です。本番をイメージ。より確実で速い答案作成方法をつくる。いよいよカウントダウンが始まります。
入試頻出分野の最終チェック。入試本番で必要な知識・技術を確認すると同時に、どんな場面でも、どんな出題でも、確実に知識・技術の運用ができるように、実戦形式で鍛えます。
より確実で速い解答作成に焦点を当てる期間。情報を正確に把握すること、知識・技術を正確にアウトプットすること、出題者の意図をふまえた解答をつくることを意識して、あと5点、10点を確実にしていきます。
得点力の向上と、合格答案を作る総仕上げの段階。テスト方略を立て、時間設定をし、入試本番をイメージしながら予想問題に取り組みます。入試本番で100%のチカラを発揮できるように、テスト方略のふり返りを毎回実施します。
子ども一人ひとりの得点力状況により密着してサポートするために、準備された家庭学習用プリントは、実に各科目200枚。志望校の問題傾向や克服したい分野に応じたプリントに、授業の合間や家庭学習の中でどんどん取り組みます。子ども達自身が自分の力を確認し、不足している知識・技術を埋めたり、不安定な部分を確実にしたりするためのプリントです。
入試直前、志望校の出題形式に対応したテストで総仕上げ。テストが、その成績をもとにした復習用練習問題が、合格をより確実なものにします。
志望校の出題形式を意識した256通りの問題。それぞれの志望校対策が可能となる、「合格」を確実にするテストです。
「合格力完成テストファイナル256」のテスト後、各科目20種類程度の「合格力ファイナルシート」を準備。気になる分野を復習して、第一志望校合格を絶対確実にします。
入試本番を前にした1月。各教室で最終保護者会や、多くの日能研卒業生も集まった、壮行会が開かれます。子ども達はこれまでにどれだけ学習してきたかをふり返り、身につけた合格力の強さを再確認します。保護者会では、家庭での体調管理や当日の留意点などをご説明します。これで、子ども達も保護者の方も、万全の受験準備が整います。
各学校の二次受験、三次受験をサポートします。日能研では一次受験を速やかに分析し、すぐにWEBで二次対策が可能です。しかし、多くの受験生が受験当日終了後、教室に出向き、次の日以降の受験対策に取りかかります。授業担当やスタッフと明日以降の心構えについて話し込んだり、保護者の方が受験相談をしたり、受験真っ只中も、最大最強のサポートを日能研が行います。
首都圏の教室では、年に数回、「灘中特訓講座」を開催します。1月の「灘中トライアルテスト」では、首都圏にいながら“仮想灘中入試”にチャレンジ。灘中の入試問題を活用し、実際の首都圏難関校受験に向けて、子ども達の確かな「合格力」と強い気持ちを育てる講座です。
入試問題や子ども達の学びの状況を、「分野」「難度」という切り口から意図的に見ることができるデータ。
志望校からのメッセージを読み取り、同じ学校を目指す仲間たちと比べることで、「どの分野の、どのくらいの難度の問題を強化していくべきか」という判断ができます。
子ども達の思考のプロセス、どのように知識を運用しているのか、そのときに使っているチカラに光を当てた「動的」なデータ、それがUT表。ダイナミックなチカラという視点からも各校の入試問題を分析し、研究することで、中学校のメッセージを受け止め、しっかりと返せるチカラを育てていきます。